食生活と未来

お日さまを見なくなって何日目だろう。

ずっと雨です。

過激な降り方はしてないものの、毎日ジトジトの日々。

 

天候はぐずついてますが、心はハッピー。

ここに引っ越してきてから、工事音がうるさいのは確かなんですが、土地のエネルギーなのか、家の作りなのか、とてもエネルギーが流れやすく、グルジは今まで見たことがないほど、執筆に精が出て最後の一絞りにきてます。

私は通常朝の4時まで起きてるのが普通なのですが、それを超えてグルジは朝の6時まで起きて執筆!これは初です。

グルジが1時以降起きてることはあり得なかったので、6時まで起きて書くことができるとは!

ここに来てからグルジはかなりコンディションが良くなってます。

 

さて、

インドは夏のニガウリシーズンになり、新鮮なニガウリがどっさりとお店に並んでます。インドではニガウリは常食でかなり人気の野菜なんです。

インド人はニガウリは薄く切って多めの油で炒めてカレー粉で味付けが定番。

(多めの油でしっかりと炒めることで苦味が飛ぶ)

私は油ものが好きではないので、ニガウリは切らずに丸ごと塩茹でします。それからタネを抜いて切ってカッテージチーズで和えたり、胡麻和えにしたり。今が旬なので朝晩、1品はニガウリ料理!

私たちの基本の食事は、全粒粉のパン(自家製)バスマティライスの玄米、ひよこ豆(大豆の次にタンパク質が多く含まれている)豆腐(自家製)と野菜類。オイルはオリーブオイルとピーナツオイル。(いずれも生搾り・オーガニック)

稀にフルーツケーキを作ったりも♡

ベジタリアンなので、タンパク質を多めに摂らないとフラフラになったりやる気が出なくなるので1日1度はひよこ豆か大豆は必ず摂ります。

 

全粒粉とタンパク質と野菜を摂っていればかなり栄養価が高いので、2食で十分。

私たちは書くか、読むか、瞑想するかなので、たくさんは食べる必要がない。

ベジタリアンだと栄養のバランスが取りにくくなるので、白米や白い食パンなんかを食べてタンパク質が少ないと、お腹がすきやすくなったり、食べ過ぎたりして逆に太りやすくなるのでご注意を!

インドはベジタリアン大国なので、50%くらいはベジタリアンと言われています。

でも食生活を見ていると、1対9でタンパク質が1で米が9みたいな食べ方。

だから太るんです。

 

私はベジタリアンですが、別に他の人にベジタリアンになることを勧めたことはありません。肉食が悪いとも思わないので。

私も肉や魚で育ちましたし、それをいきなりやめるのは逆に精神的な苦痛が多くなるだけだと思います。

 

昔10年ほどベジタリアンで暮らし、その後やめてまた魚を食べてみたりと体質がどうなるかなど研究してました。

最終的にはやっぱりベジタリアンの方が合うというところに行き着きました。(動物性の油が分解しにくい体質)

 

でも今では体に合うからという理由ではなく、自然に発生したことなのですが、動物が食べれなくなった。。。

食用で売られているにしても、動物の死体を見ると吐き気がするようになってしまった。。。

わざわざあの可愛い動物を殺したりしなくても。。。。って思ってしまう。

 

ここではヤギ肉は高級になるのですが、ヤギってすごい慣れるから可愛いんですよ。

子ヤギだったりすると、膝に飛び乗ってきたりすごい可愛い。

そしてあの子達がある日突然殺されてしまう。。。

 

私の場合、ベジタリアンに徹すると言うより、ただ生き物を敬うという意味で、殺された動物を食べたいと自然と思わなくなってしまっただけのこと。

 

野菜を食べるとなると「植物だって生き物じゃない!?」ってなりますけど、確かにそうだと思います。

タネを残すことなく、引っこ抜かれるのは辛いところでしょうね。

ほうれん草とか。。。サイクルを全うせずに抜かれてしまうので。

 

だからタネ(穀類)とか実とかならいいですよね。

植物そのものを殺すことなく、タネを残すまでのサイクルを全うさせてあげたら。

でもそんなこと言うときりがないけど。

 

殺さないに徹するってなかなか難しい。

 

でもせめてあの可愛い動物は殺さなくても、自分たちの体は維持できるって認識が広まって動物を殺さなくなったら、この世から人間同士の争いや殺意も薄れそう。

 

徐々にそうなったら争いより、きっと平和や愛の軍配がずっと上がるはず。

 

地獄のカースト制度

 

ヒンズー教のカースト制度(身分制度)は本当に生きづらい。

カーストが低い人たちは恐ろしいイジメにあったり、奴隷のように扱われたりすることすらある。

第一に恋愛結婚がうまく成立しないのには、カーストも絡んでいる。

同じカースト同士じゃないと通常結婚しない。

カーストは4種に分かれていて、司祭、王族、武士、隷民 の身分制度になっている。(って確か小学生の時に学んだっけ?)

名前でカーストがわかるようにもなっている。

例えばグルジの場合ミドルネームがプラサードという。

名前にプラサードと入っている人は、司祭のカーストの人であると名前でカーストがわかる。ちなみに名字はパンタ。パンタという意味は「先を照らす人」という意味で人生の方向性を示す人という意味になる。

つまり司祭(教える人)のカーストになる。

 

さらに言うと、司祭のカーストの中でもランクがある。

最上が祭司でお寺の行事などを行う人。次が占星術師になる。グルジはこの占星術師のランク。

この身分制度の何が卑劣ですごいかって、祭司ともなるお寺の行事を行う身分でありながら、同じカーストの占星術のランクの人とはご飯を一緒に食べない。

理由は自分たちよりも身分の低い人だからだそう。

同じ司祭のカーストなのに!

当然、司祭のカーストの人が 王族、武士、隷民 のカーストの人と食事をすることはありえない。

 

稀にカーストなんて関係ない!って恋愛結婚する人たちもいます。

その場合どうなるのかというと、例えば夫が司祭の最上の身分で、武士の下から2番目のカーストの女性を好きになり、結婚したとする。

そうすると、夫は司祭の身分を捨て武士の下から2番目のカーストにランクダウンする。

誰もが自分の身分を下にさげたくはないので、下のカーストとは結婚をしたくないし、親も結婚させない。だから親が同じ身分の人で結婚相手を見つけることになる。

以前にカーストの低い女性と恋愛結婚をしたカップルに会ったことがあるのですが、夫の母親はこのお嫁さんが作ったものは一切食べないそう。

お母さんが作ったものはお嫁さんは食べれるけど、お嫁さんの作ったものは義母は絶対食べない。

一緒に暮らしているのに!!!

卑劣なイジメみたいにしか聞こえない。。。

カーストの低い人の食べ物を口にするのは、身分の高い人が汚れるからだそう。

もう聞いているだけで気分が悪くなる。。。

 

その上最下層のカーストとなったら「あそこの子と付き合っちゃダメよ。不可触民だから」と親が教える。。。。

 

今住んでいるところのマンションは少し大通りから中に入っているので、買い出しに1キロ近く歩くのですが、その通りの住宅地のゲートにはどこもかしこも、十字架がついている。

自分のカーストに嫌気がさしたり、カーストを捨てたいと思った人たちは改宗しキリスト教になってしまう人たちもいるんです。

どうやらここの通りはキリスト教に改宗した人たちが集まって暮らしているらしい。

こんな扱いを受けたら改宗したくもなるがよくわかる。

 

以前ヒンズー教からキリスト教に改宗した女性と会ったことがあるのですが、「ブラーマン(司祭のカースト名)はエゴばっかり!ホント嫌いだよ。問題を作るのはブラーマンばかりだっ!」って怒っている人がいましたが、ホントその通り。

エゴのかたまり。

基本ブラーマンという身分の人たちは、教える人。

道理や真理を教える身分なのに、ヤギを殺して肉ばかり食べるのもブラーマン。 酒池肉林は通常ブラーマン。 エゴで俺は偉い立場なんだって主張するのもブラーマン。

こういうブラーマンを見ると不可触民のバッジを与えたくなる。

 

で、彼らは日本人をどうみているのか?というと

あからさまに態度には表さないけど、「不可触民」のように思っています!

というのも、日本人は牛肉を食べるから。

でもお金があると見られるところもあるので、そこでニコニコといやらしく近づく人もいる。

 

インドでは牛は神様の乗り物として崇められているので、ヒンズー教で牛肉を食べる人はいない。でも水牛は食べるんですよ。

同じ牛じゃん!って言うと水牛は別の生き物で神様の乗り物じゃないから食べていいんだと。

 

ちなみにカーストの階層によっても食べる肉が変わってくる。

最上のカーストの人たちはヤギやバッファローや最近はニワトリも。

下のカーストはニワトリやブタ

ネズミだけを獲って食べるカーストもあるのだそう。(名字がネズミを食べる人と言う名前がある!)

到底信じられないので、食いつくようにグルジに聞いてみると・・・

グルジは「ネズミを食べるカーストの人たちの名前は「Mushahar」(ムシャハール)と言ってムシュ(ネズミ)ハール(食べる)を接続してムシャハール)ネズミを食べる人と言う名前があるんだ。丸焼きにして毛を落として食べてるよ。今でも村の方に行ったら普通にいるって!」と信じない私に説明してくれた。

まぁ、食べるものは好きずきでいいとして。。。

 

 

このカースト制度は人間性を低くしているし、人間を成長させるのを遅れさせているとしか思えない。

以前グルジが村で修業してた時、村人が相談に来たのだそう。

インドでは行者はカウンセラーのような存在なので、困ったときは行者のところに行く。

ある最下層のカーストの人が会いに来て、あなたに食事ご馳走したい。届けていいかと聞かれたそう。

通常ブラーマンが不可触民の作ったものを食べることは絶対、絶対にありえない。

が、グルジは「あんたのところのキッチンはきれいか?」と聞くと「きれいにしてます!」と言うので、見に行ったらとてもきれいにしてあったので、「なら頂こうと」と言ってその女性は毎日食事を作っては、グルジの小屋まで運んで来たそう。

それが村では「あの行者、ブラーマンとか言ってるけど絶対ウソだよ。不可触民の作ったもの食べてるよ。エセだな!」と噂になり

村人たちに「なんであんたは不可触民の作ったものなんか食べてるんだ!」と何度も言われたそう。

グルジは「私はカーストなど気にしない。人間性とキッチンがきれいなら私は食べる。何が問題だ?!」と一蹴したそう。

正直言っておきますが、この身分制度の環境で育ち、ブラーマンのカーストの人でこれが言える人は数えるくらいしかいないと思います。

大体、ブラーマンが不可触民の作ったものなど食べたら村八分になるでしょうから。

これを聞いた時は本物の行者だなぁと思った。

 

私たち日本人からしたら、カーストなどないのでよほど不潔な人じゃない限り、その人の作ったものは食べないなんてことはないので、カーストの観念を捨てることの大変さが想像がし難いかもしれなけど。

この最下層の女性は毎日誇り高く食事を運んだそう。

「見なさい!私の作ったものをブラーマンの行者が食べてくれているのよ!」と相当嬉しかったらしい。

 

現実、カースト制度の差別は法的に禁止になっていますが、実際には根が深すぎて取り除くには1000年くらいかかるんじゃないかって思うくらい何も廃止になってない。

 

根絶してくれ カースト制度。

 

人生回顧

日本は酷暑で40度以上になっているところもあったりで驚いています。

とてつもなく暑いようですが熱射病には十分に気をつけてください。

日本よりインドの方が涼しいなんて書くことがあるとは思いもしませんでしたけど、こちら28度程度で湿度は高いですけど涼しいです。

モンスーンの時期に入っているのでずっと曇り空でいつどこで土砂降りが来るかわからないような日々です。

引越しを挟んでしまったので、あまり書けずにいましたがそろそろ落ち着いて来たところなのでまた定期的にアップしていきたいと思います。

引越し先はランチー空港の近くでアパートも気に入っています。

前回の場所と比べると作りがずっと良いので、グルジもここの方がずっと頭が冴えるととても気に入っている様子。

が!

一つ騙された。。。。

ここは6棟96軒あり、そのうちの11軒がまだ完成していないという現状を引っ越してから知らされまして。。。

下見に来た時はとても静かで、もう6ヶ月前に建築は終わっていると聞いていたので安心して引っ越して来たら、日中ギンギンガンガンすごいのなんのって。

あまりのうるささに、また引っ越さなきゃダメ?とも思いましたが、3週間経つのでだいぶ慣れちゃいました。

もう暫くの我慢です。
(音さえ終わればここは今まで借りた中で一番のお気に入りなんです!)

 

 

西日本の洪水は本当に酷かったですね。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

まさか家が押し潰されるとか流されるとか、自分の身に起こるなんて誰も想像もできなかったでしょうし。

苦しいでしょうが、この難関を乗り越えることがとても大きな強さや愛や輝きに変容して行くと信じています。本当に頑張っていってもらいたいです。

 

グルジはいつも言います。

「生きるも死ぬも自分の手にかかってない。生きたいと思っていても突然の死はくるし、死にたいと思っても取り上げてもらえない」

だからグルジは「物や身体ばかりにこだわるな」と言います。

 

当然必要なものは必要だし、適切なものを身体に取り入れ、身を清潔にしておくのは大切なこと。

ただ物ばかり集めたり、顔ばかりいじったり、服ばかり着飾ったり。

あるとき、突然の死が来たとき何を経験したのかを振り返ると、好きなもの食べて、集めて着飾って、適当に過ごしただけだったということも。。。

聖書にこんな事が書かれている。

「虫や動物だって自分の食べるものくらい自分で確保できる。アリですら巣穴を作りさらに先々の食料の蓄えだってためておく。」

衣食住だけにこだわるなって事ですよね。

巣穴や食糧を確保するくらいのことは虫や動物でもやっている。

きっと多くの人が ”必要以上の” 衣食住の確保に振り回されているじゃないかな。

それ以上のことが出来るのが人間であるから、必要が埋まればそれ以上は自分を高めるとか何かを貢献する、霊性を磨くとか虫や動物ができない何かをやる方向にエネルギーを向けたら、本当に生きている意味が見出せてくる。

 

グルジの面白い話がありまして

ある山で修行をしてたとき、虎に出くわしたのだそう。

そのとき食いつかれかもしれないと、ジッとしていたら尻尾をピンとはってスッと歩いていってしまったそう。

山小屋に戻ってから、ある行者にことの経緯を話すと

「尻尾をピンと立てて見せるのは、お腹が空いてない、あなたには何もしない、というボディランゲージなんだよ。」と教わったのだそう。

グルジは「虎に出くわすと食いつかれるという思い込みがあるけど、お腹が減ってなければ襲わない。でもときに人間は動物以下の行動をとる。どこまでもどこまでも貪欲に蓄えておこうとする。虎が数年先までの鹿を捕えて何百体も山積みにしておくなんてことはない。人間くらいだ、こんなに貪欲なのは。」と言っている。

確かに。。。

 

もちろんグルジも明日病気になって病院に行くお金がないほどその日暮らしをしろと言っているのではなく、際限なく永遠と終わりのないエゴ的な欲望を満たし続けて貪欲に人生が終わるのは無駄だと言っているだけです。

 

私は若い頃外国の水難で何度か命を失いかけたことがありますが、一時は浅いプールの水にも入れないほどトラウマになり、水の恐怖を克服するトレーニングをしたことがあります。

水難で救われた時は一度自分は死んだんたと本当に思いました。

昨日まで大切だったつまらない所有物は一切価値がなくなり、人を見た目や格好で判断することにまるで意味がないことを悟りました。

死を目前にした瞬間何度も頭をよぎったのが、「嘘?私今ここで溺れ死ぬの?私何もやってない!まだ何もやってないのに!」と。。。情けない人生を送ったことを後悔するほどでした。

この何もやってないというのは、好きなことばかりやってて(外国をあちこち回って遊んでいるだけ!)自分を磨いたり何かを世に貢献したりすることを何もやってないという意味で、好き勝手やりたい放題、アホなままで人生の終焉がこんなにも早くきたなんて。。。というまるで溺れながらの人生回顧でした。

日本に帰ってきた時にはバカみたいに以前にこしらえたブランド品なんかを全部質屋に持っていって手放しました。もう一切意味がなくなったんですよね。そんなものをたくさん集めても私の人間性は未熟なままだし、そんな物への拘りが人生になんの意味ももたらさないと。。。

 

だから今でも物への執着はとても薄いです。
物は大切にするけど、執着はしない。

あの時は死の恐怖で一晩中震えが止まらなかったのですが、今思えばあの経験を若い時に与えられたのはむしろ幸運だったとすら思えます。

 

次は九死に一生ではなく、本当に本番が来たとき、本当の人生回顧がなされるとき、天界に褒められるような、納得のいく生き方ができたと思える死に方にしたいです。

 

 

引越完了

引越を決めてからバタバタ続きでなかなか書けずにいましたが
ついに引越しが完了しました。

まだ人が入ったことのないアパートなので、電気のバックアップの配線など(インドは電気がいつも来るわけじゃないので、オプションで入居者がやらなくてはならない。。。)あれこれと内装工事業者が出入りしていて、まだ完全に終ってないのですが、なんとか大量のダンボールも片付いたところです。

 

西日本は大洪水になっているようですが、みなさんご無事でいらっしゃいますでしょうか?

ニュースでしか拝見できませんが、現実は本当に大変なことだと思います。

ご無事でありますように。

お気をつけてお過ごしください。