ブッダガヤ内で引っ越し

ここに引っ越してきて2ヶ月でですが、再度引越しをするとは思いもしませんでしたが、大家さんが約束していた網戸をつけてくれないとわかったので、引越しを決意しました。

この家はとても気に入ったというロケーションでもなかったのと、風水的にも門が悪い位置にあり、グルジ曰くお金にいつも困るような作りらしいです。

引越し前から、この家に入ってみてダメそうなら、すぐに新しいところを探そうとは言っていたものの、本当にそうなるとは。

そんな風水だからか、大きな敷地に大きな家を構えていながら、屋上の一間で住み込みで暮らす使用人(夫はドライバー兼、何でも屋、妻は家の掃除と食器洗い)に給料を払っていないほど。

使用人は極貧で服もボロボロ、子供達は3人もいて、ある日うちのドアをノックしてきて「野菜を買うお金がないんです、ジャガイモ貰えませんか」ってやってきたほど。

ジャガイモ、トマト、コリアンダー、ロキ(ウリ)、 ビスケット、 チャパティ粉5キロ、落花生1キロをあげましたが、こんな極貧の家族が夕食の野菜すら買えないほど支払わないなんて。。。。

私たちの溜まった服もダンボール一箱あげました。

特に私の服は彼女とサイズが同じで数回しか着てない新品同様の服がたくさんあり、タグのついている服もあったので大喜びで着ています。

でもこの大家さん、そこまで貧困なわけじゃないんです。

自分たちのお金を使いたくないだけ。
この1ヶ月半の間に3度も旅行に出てますし。
こんな人間性の大家さんのところにいるのもどうかと。。。

地元の友人、マニーシュに相談し新しい家を探すのを手伝ってもらうと、2週間かかりましたが、見つかりました!

奇跡的な家が!

とても閑静な通りで、3階建の豪邸を発見。

門構えからして、ミリオネアは間違いなし。

グルジに「この家はどう?聞いてみない?」と言うと「こういう家は貸し出しするために建ててないんだよ。大家族で住むために建ててあるんだ。」と一蹴。

確かにこんな強烈にどデカイ豪邸建てて貸し出さないだろうと納得。

貸し出したとしてもレントが高くて手が出ないのも容易に想像がつく。。。

そして通り過ぎ、通行人にマニーシュがこの辺で家を貸し出しているところありますか?と聞くと、あそこの豪邸聞いてみたら?空いてるかもよ?と。

これはご縁があるということ???
と車で引き返し、その豪邸の前で車を止めると、使用人が丁度出て来て「家を探してます」というと、大家さんのところまで連れて行ってくれた。

マニーシュが大家さんに私たちがどういう人かを説明すると

大家さんの奥さんは私たちを中に通してくれ
「この家は家族だけで暮らすために建てたんだけど、3階が空いてるんだ。見てみる?」と。(グルジの言った通り。でも貸してもいいらしい!)

外から見てもカーブを描く巨大な美しいバルコニーがあり、こんなバルコニーのある家に住んでみたいと♡と思うほど、バルコニーは美しい。。。。

(中の部屋の作りはそんなに素晴らしいわけではないのですが、スペースはすごい。4部屋あり、どの部屋もキングサイズのベッドが2つ、3つ入るほど広い。)

窓など全体のデザインがちょっと古いのが残念なのですが、それでも十分OKなレベル。

スペースが大きくなればなるほどレントも上がるので、聞いてみてもきっとレントが高すぎてスゴスゴと帰ることになるのはわかりきっていることと私たち側の誰もが思っていた。

そして値段を聞いてみると、奥さんは「息子に聞かなきゃわからない。息子はいくつもビジネスを持っていて忙しいから。。。夜に帰ってくるからその時電話で」と。

そして家の門を出ると、なんと昼間なのに偶然にも息子さんが帰って来た!
(すごいコインシデンス!)

自己紹介した時点で、この人たちなら良さそうと思ったらしく、貸し出すとしたらいくらで貸せるか聞いてみると、なんと、今借りている家賃と同じ!

まさかー!と大はしゃぎしたい気持ちをグッと抑え「そうですか。わかりました。考えてまた連絡させてください」とクールに装って帰宅。

話し合いの末、ここまで静かで大気汚染もなく、マーケットに近く、安全で綺麗な家はないだろうということで決定。

ですが、ここの家も3階は使ってないのもあり、網戸やキッチンの戸棚もない。。。

息子さんに全部屋の網戸とキッチンの換気扇、それとキッチンの戸棚をつけてもらえます?というとあっさり「いいよ。」で終わり。

そうしたら、レントとボンドをすぐに払ったほうがいいですよね?と言うと

「え、でもそんな少しのお金を先に貰っても別にあまり意味がないから、引っ越して来たときに払ってくれたらそれでいいよ」と。

さすがミリオネア!

大家さんはリッチな人だと本当に助かる。

ということで、来週に再度引越しです。
(ブッダガヤ内での引越しはこれで最後になるはず!笑)


ブッダガヤでのその後

久しぶりのブログになりました。

コロナウイルス、凄いことになってしまいましたね。。。

インドもついこの間までは2、3人程度しか感染者がいないような報道でしたが、それも時間の問題で今ではニューデリーや南インドではかなり感染が広がっていて、ニューデリーの学校は暫く休校になっています。

私たちの住むブッダガヤの人々はコロナが広がっている事は誰もが知っていても、大して気にしている人もいないようで、人が集まるお店や薬局でもマスクをしている人が殆どいません。

まだブッダガヤで陽性の人が出たという報道がないからかもしれませんが。

私はオンラインで良質のマスクを購入し、出かける際には必ずグルジにもグルジのお母さんにもマスクをつけさせて外出していますが、目からも感染するような報道があるので、もうそうなったらどうにもなりませんが、あまり人に会わずに気をつける以外ないですね。

オーストラリアでトムハンクス夫妻が感染したのには驚きましたが、どこでどう感染するかわからないので、どうか皆さん感染せずにこの危機を乗り越えられますように。。。



こちらは
グルジのお母さんが来てから、ライフスタイルが一変し初めの2週間はとても大変でした。

グルジのお母さんは足も弱く手首も指先もあまり動かないので、言ってしまえば何も出来ないんです。

まるで、メンタル的にはシャープな子供を養子に迎えた感じ?

グルジのお母さんはとても柔らかく、全くわがままもない楽な方ではあるのですがグルジの妹さんが「うちのお母さんはとてもEASYな人だから。でもご飯はすごく美味しくなきゃだめ!」と言っていた。。。。

その意味が本当にわかったのが2、3日経ってからで、何を作っても美味しくないと言われてしまう始末。。。

そこまで料理が下手な方ではないのですが(むしろ料理は好きな方で。。。)ネパールの料理でギーやオイルをたくさん使い、唐辛子が入っていて、塩気が強く、トマトとスパイスが効いているもの。。。。

そういうのをずっと食べて来ているので、そういうものじゃないと全てまずいに属する。。。

何を作ってもまずい。。。と却下されてしまう。

ここまで料理を拒絶されたことがないので、撃沈もいいとこ。

それでも少しはお母さんが好みそうな方に近づけて作ってはいたものの、やっぱり受け入れてもらえない。(塩や油が足りない。。。)

これには参って、グルジに「お母さんが好きなものを作るとなったら殺意を持たない限り作れないから、グルジが作って。。。」とお願いしたほど。

本当にすごい油と塩を使うので私には出来ない。。。

私の料理はヘルシーで、油と塩が少ないというのが基本なので。

ですが最近は、私の料理にも少し慣れてきて、これからはトマトは使わなくていいとか、油は少しでいいとか、言い始めてます。

ですが油の量を増やす代わりに、ドライガーリックなどを最後に入れてコクのある味にしたら「美味しい!」と初めて言ってくれました。

まぁご飯は徐々に健康を害さないレベルで歩み寄っています。

何よりもまずいと却下され続けてもそこまで気分が落ちなくなった精神力を与えられた事は、何気に有り難く思いますが(笑

初めてお会いした時、グルジのお母さんは、ヨタヨタで1キロ歩くのもやっとみたいな感じでした。

足と肩が痛い。。。
背中がかゆい。。。
顔がかゆい。。。

とあちこち不具合があるようで、ネパールで出会った初日だというのに、「どれ見せて」と服を剥いで背中を見てみると「これじゃダメだ」とあるものを背中につけてあげると

翌朝「すごいよく効く薬をつけてもらった。。。痒みもなく眠れたよ」と。

実は良質のココナツオイル。

背中がガサガサに乾燥していて酷い痒みに何ヶ月も耐えて、娘さんは何をしてあげたらいいのかわからず、”孫の手”を買って与えて自分で掻いてくれと。。。

うちに来てからは、毎日背中にココナツオイルをつけてあげ、膝と肩にはアーユルベーダの痛みに効くオイルをつけ、グルコサミンとカルシウムのタブレットを摂らせると、みるみる元気になり「あんなに痛かった足が50%軽減したし、背中はもう殆ど痒くない!」と大喜び。

3キロくらい歩かなくてはならない日もありましたが、そこまでクタクタにならずに帰ってこれたほど。

親戚中がグルジのお母さんに電話して来て

「インドの暮らしはどうだ?」とよく聞かれてますが

「私はドクターと暮らしているようなもんだ、それはすごくいいよ!身体がとても楽になったし、毎日よくケアしてくれる人だ。それに私だけじゃない、息子(グルジ)にもすごいケアをしているんだ。何かちょっとでも息子が調子が悪くなると、どうにか改善させないと!と必死にケアをしている。こんな人は見たことがない。この人は女神のような人だ。息子はこんなによくしてくれる人がサポートしてくれてるなんて、よほど前世で徳を積んだに違いない」と言ってるらしいです。

家族に身体の具合をよくする知識を持つ人が少ないようなので、余計にそう感じたのでしょう。

ちなみにグルジは家族に私のことを「この人はすごい毒舌だけど、とてもハートは綺麗な人だ」と紹介したらしい。

そんなこと言う?と言ったけど、私はグルジの言い分が腑に落ちないと、たまにはワーワー怒ることもあるのも確か。

ですがこのPanta ファミリーは私の毒舌の100倍上を行くすごさ。

私のレベルなんて、なんてことないベイビーレベル(笑

お母さんだけはやんわりしているのですが、他のメンバーは強烈なんてもんじゃないほど、毒舌の域を超える凄さです(笑

妹さんなんて、グルジがマイルドな人に思えるほど強烈!
こんな強烈な家族がこの世に存在するとは思ってもみなかったほど、私の人生で会ったことのないレベルの凄さです!

さて

2人の暮らしから3人になり、慣れるのにちょっと時間がかかったものの、だいぶスムーズに行くようになりました。

ただ問題はこの家!

ここに引っ越してくる前に大家さんと網戸を付けておいてくれる約束だったのに、「お金がないから付けれない」と付けておいてくれなかった。。。

騙されたぁ。

レントでカバーしてほしいと頼んでも、レントは別の使い道があるから網戸には使えない。いつか大きなお金が入った時につけるよと。

ここはすごい蚊が多いところなので夜に窓が開けれず、その上とても暑くなってきて大変なので、最悪ブッダガヤ内でまた引っ越しも検討中という状況です。

修行 第2ステージ

コロナウイルス、すごいことになっていますね。。。

インドでコロナが感染しているという報道は全く聞かないのですが、ただ検査をしていないからという説があるものの、本当にそういった症状で死者が出ていないのも確かなようです。

インドはコロナよりも前から移民に市民権を出さないという改正法で、今でも暴動がやまずコロナよりも死者が出ているような状況です。

この改正法を発表してから、2ヶ月半女性たちは永遠と家に帰らず外に座り込むというデモで応戦していますが、事は徐々に悪化しここ数日は発砲と放火で40人もの死者が出ていると報道がありました。。。

私たちの住むブッダガヤは小さな村のようなものですので、暴動などは一切ないのは救いです。

ただこの地は観光客で生計を立てているような地ですので、いろいろな人種が入って来ます。いつコロナが入って来てもおかしくないのでかなり警戒してマスクをして出歩くようにしています。

日本も次々と感染の報道が出ていますが、怖いですね。。。

マスクや手洗いくらいしか、防ぎようもないのでしょうが、どうかお気をつけください。

インドは日本人へのビザの発給を止め、入国を拒否しましたので暫くは日本にも帰れなそうです。

早く終息することを祈るばかりです。


さて、

人生には思いがけない事が起きたりしますが、私の人生にもそんな転機がやって来ました。

ブッダガヤに引っ越してきて1ヶ月が経ちましたが、まだ落ち着いていない状況です。

グルジのお母さんを見れる状況の人がいなくなり、なんとNYに住む妹さんから「お母さんを暫く見てほしい」と。

84歳になるお母さんはNYとネパールを行ったり来たりしてたものの、NYでは言語も通じずやっぱりネパールの方が心地よい。。。となりネパールに帰ってきたものの一人で暮らすには年齢的に限界で妹さんから暫く見れないかとの連絡。

そんな話がくるとは思わず驚きましたが、それも修行の一つと捉え快く受け入れました。

グルジを育てた母親ですし、私たち以外他に面倒を見れる人がいないという状況は、天界がお母さんをみてあげないさいと言っているのだと思っています。

妹さんはいずれNYからネパールに帰る予定で、半年から2年くらいの期間限定でみてほしいとのことです。

NYから帰省していた妹さんと一緒にネパールからインドまで空路で来てくれたら良かったのですがブッダガヤまでは乗り換えが必要で、スムーズにいかず2日がかりになってしまう。。。

ならバスか電車でとなったものの、陸路でインドに来たことがないので強盗とレイプが多いインドに陸路で来るのは怖いから迎えに来てほしいと。

陸路で直行バスで行っても20時間はかかるから、自分たちで来てくれー!と言いたかったのですが、インドに陸路で来たことのない人はやっぱり怖いのは確か。

その気持ちは十分わかるので、長距離バスでぎっくり腰になる恐怖を抱えながらもバスで迎えに行きました。

そしてインドにトンボ帰り。

直行バスは使わず、妹さんとお母さんを引き連れバスを二度乗り換え、その後寝台列車でブッダガヤまできました。
(陸路のイミグレでも医療機関の人がやってきて、熱があるか中国に入ったかなどチェックされます)

25時間後、朝の3時にブッダガヤに到着。

84歳のおぼつかない足取りのお母さんがよく25時間の陸路に耐えられたなぁと驚きました。

お母さんに比べたら半分の年齢の私たちですらボロボロになるほど疲れてグルジはまた咳が悪化してしまったのに、このお母さんは全然平気だった。。。(笑

疲労で風邪ひいたらどうしようと心配していましたが、杞憂に終わり自分のペースでのんびりやってます。

そんなわけで、引っ越してきてまた電気の配線のコネクションからのセットアップに続き、突然お母さんが来るとなったのでベッドを買いに行ったりあれこれと買い出しに追われ本当にブログを書く時間がないほど大忙しでした。


生活のリズムが突然お母さんが中心となり、グルジと私だけのリズムとは全く代わりました。
こういった新たな修行がやってくるとは夢にも思わなかったのですが、子供も持たない人生ですからこのくらいは貢献しないと。

グルジも慣れないペースに戸惑いが時々あるものの、最後に自分の母親を面倒みたいとどこか心の底でいつも思っていたのは感じ取っていました。

なのでグルジは魂のレベルでお母さんと一緒に過ごせていることをとても喜んでいます。

グルジのお母さんの人生のすごいエピソードも聞きました。
さすがグルジのお母さんだ!というくらい驚異的なお方です。

その辺のエピソードはまた次回!